back to Home

 

川添裕『江戸の大衆芸能―歌舞伎・見世物・落語(青幻舎) 発売中!
芸能史 藝能史 芸能論 藝能論 歌舞伎 見世物 落語 大衆芸能 芝居小屋 見世物小屋 寄席 親密空間 記憶の場 記憶の継承 江戸


2008年11月1日に青幻舎から刊行になりました。オールカラーの本です。下記に目次、紹介等を掲載しています。

 

『江戸の大衆芸能』の表紙

 B5判、総112頁(オールカラー図版約120点) ISBN978-4-86152-145-4
 発行=青幻舎(編集プロダクション=花林舎) 定価本体1,800円   Amazonへ

 江戸の大衆芸能の様相を、文化文政期に重点を置き、オールカラーでビジュアルに再現!
 往時の大衆芸能の「親密空間」やライブの魅力をわかりやすく示し、都市江戸における大衆文化・メディアのの勃興と
 それらが相乗する流行現象に迫る。歌舞伎・見世物・落語の三大芸能を、並び立つかたちでとりあげた初の書でもある。

 紹介・書評 地方新聞10数紙(共同通信社ルート、2008.11.2頃)、毎日新聞(12.7)、産経新聞(2009.1.9)、
  公明新聞(1.13)、東京かわら版(2009. 4月号)ほかで書評紹介されました。

 


[目次]

乍憚口上………………4

第1章 そこに観客がいた―観客あっての大衆芸能………………5

  舞台と客席は一体 歌舞伎………………6
    なぜ、劇場図なのか―観客も主人公
    観客のご評判―式亭三馬の『客者評判記』
    観客が後ろ盾―烏亭焉馬と「三升連」

  誰もが楽しむ庶民娯楽 見世物………………22
    ご隠居は見世物好き―十方庵敬順、そして再び烏亭焉馬

  気楽なくつろぎ時間 落語………………28

  大衆のなかの芸能………………33

第2章 歌舞伎の世界………………35

  芝居町へ行く………………36

  人を超える―江戸の荒事………………38

  性を超える―アンドロジーヌ、女方………………42
    女方は踊る

  七変化、八変化、九変化、十二変化………………46
    三代目中村歌右衛門(芝翫)の九変化

  こねくりまわして三大名作………………52

  怪異のスペクタクル………………54

  「変化」の時代………………58

第3章 見世物の世界………………59

  見世物小屋へ行く………………60

  世界一級のアクロバット………………64
    早竹虎吉の軽業
    曲芸と仕掛で妖異を見せる

  匠がわざを競い合う―細工見世物………………70

  やわ肌、もち肌、生人形………………72
    名人、松本喜三郎

  異国をつくり、異界を見せる………………76

  舶来珍獣の有り難さ………………78

  万人向けのポピュラー娯楽………………82

第4章 落語の世界………………83

  「咄の会」に集う―大工の棟梁、烏亭焉馬………………84

  職人から転じた三笑亭可楽………………86

  林屋正蔵の仕掛怪談………………88

  三題噺の会に集う………………92

  なぜ、職人なのか………………94

第5章 つながる、ひろがる、江戸の流行………………95

  籠細工の見世物、大当たり………………96

  籠細工ブームにあやかる歌舞伎………………98

  籠細工の話題を入れ込む文芸………………100

  流行現象はどのように起こるのか………………103

第6章 江戸ではないもの………………105

  欧米、女性、テクノロジー………………106

  大衆芸能の「その後」………………108

御名残口上………………109

『江戸の大衆芸能』掲載図版一覧・主要参考文献………………110

 

→→アマゾンで買う

 

  


[本書の版元・青幻舎による紹介文]

 大衆芸能の醍醐味は“ライブ”にあり。歌舞伎・見世物・落語…… 大江戸エンタテインメントを一挙紹介!

 江戸という都市社会のなかで、庶民に密着した娯楽装置として発展を遂げた大衆芸能。
 至近距離からの見物で、役者と観客が一体化した江戸歌舞伎。
 世界一級レベルを誇った曲芸・軽業など、老若男女がこぞって楽しんだ見世物小屋。
 地域住民のくつろぎの場としても機能した寄席、落語の世界。
 文化文政以降に発達し、特に重要な三ジャンルを豊富な図版構成により紹介。

 定価1890円(税込)

※なお、版元から刊行前に流されたと思われる予告紹介文に、「大道芸に見世物芸、落語や講談、歌舞伎や繰り浄瑠璃に代表される舞台芸能」云々の文章がありますが、本書では大道芸・講談・繰り浄瑠璃は取り上げておらず、上に示したように、また書名副題にも明記されるように歌舞伎・見世物・落語ですので、ここに記しておきます。(川添裕)