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演劇のジャポニスム(近代日本演劇の記憶と文化5)

森話社


 
 2017年1月23日刊
 A5判 362ページ
 神山彰編
 本体定価4,600円 ISBN978-4-86405-106-4 C1374 森話社

 ジャポニスムは美術だけの話ではない。
 忘れられたもうひとつのジャポニスムとしての演劇、芸能といった身体表現の分野。
 幕末明治の軽業芸人たちに始まり、無名の役者から歌舞伎俳優、芸者まで、
 外国人の欲望に応えて海外でさまざまに演じられた「日本」。
 誤解や曲解を含みながら海外で受容され、そして日本にも逆輸入された興味深い様相を探る。

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[目次]

[ I 総論]
 1 忘れられたジャポニスム:「見せたい日本」「見せたくない日本」…………神山彰

 

[ II 博覧会の世紀]
 2 日本人になってみる、日本をやってみる:身体が形象するジャポニスム…………川添裕
 3 一九〇〇年パリ万博の川上音二郎・貞奴…………井上さつき
 4 花子の時代…………根岸理子
 5 オペラのジャポニスム:『ミカド』と『蝶々夫人』を例に…………森佳子

 

[ III 変容する日本と西洋の演劇]
 6 両大戦間期パリ劇壇のジャポニスム…………茂木秀夫
 7 ポール・クローデルの『女と影』と日本…………根岸徹郎
 8 『鷹の井戸』をめぐる人々…………武石みどり

 

[ IV ジャポニスムの逆輸入]
 9 ロシア演劇のジャポニスム…………中村緑
 10 『ブシドウ』あるいは『マツ』をめぐって:アメリカでの『寺子屋』上演…………小笠原愛
 11 『忠義』上演におけるセルフ・オリエンタリズム…………日比野啓

 

[ 」 往還する「日本」]
 12 『タイフーン』の世界主義:近代通俗劇にみる日本趣味…………星野高
 13 筒井徳二郎の海外公演と近代演劇の問題…………田中徳一

 

 編者、執筆者紹介