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続々 日本の神々―皇學館大学神道博物館教養講座講演録

皇學館大学出版部


 
 皇學館大学神道博物館=編  平成17年(2005)3月10日[奥付]
 四六判・並装・320ページ、本体定価2000円  皇學館大学出版部刊

 皇學館大学の神道博物館でずっとやっている教養講座講演録の新刊です。
 第一集の『日本の神々』が平成12年(2000)、第二集の『続 日本の神々』が
 平成15年(2003)の刊行で、この『続々 日本の神々』が第三集にあたります。
 川添は、『風の神送り』と『貧乏神』のふたつの落語を具体的にとりあげて、
 そこでの神がどんな風に描写されているかを眺めながら特徴をつかみだし、
 「小さな疫神たち」の文化史を語っています。

 


[目次]

はじめに…………深津睦夫(神道博物館館長・文学部教授)
  

言葉と神…………深津睦夫  1
  神の言葉
  増鏡
  託宣
  夢告
  偽りの託宣
  増鏡の託宣の意味すること
  

星座と神…………河野訓(文学部助教授)  35
  星座と占星術
  星・星座に対する信仰
  織女星と牽牛星
  

鍛冶と神…………岡田登(史料編纂所教授)  71
  はじめに
  金属と鍛冶
  鉄の産地
  鍛冶の集団
  鍛冶の神々
  おわりに
  

動物と神…………岡田芳幸(神道博物館助教授・学芸員)  115
  「動物と神」に関する四つの視点
  山の神と動物
  特定の動物と神の結びつき
  

落語と神…………川添裕(文学部教授)  157
  落語にでてくる神さま
  『風の神送り』をめぐって
  貧乏神の場合
  むすび
  

サメとアワビと神…………矢野憲一(五十鈴塾塾長)  189
  

ヨーロッパから見た日本の神…………山田やす子(文学部教授)  237
  ヨーロッパにおける神道研究の歴史と現状
  ヨーロッパ人の視点
  ヨーロッパにおける神道の扱い方
  インタビュー
  

神々に捧げられた文様…………岡田芳幸  273
  神社の宝物
  神々に捧げられた文様

 

※五十鈴塾塾長の矢野憲一氏以外の肩書きは、すべて皇學館大学でのものです。  

『続々 日本の神々』
ISBN4-87644-122-7 C0014 \2000E
皇學館大学出版部
516-8555 伊勢市神田久志本町1704
0596-22-6320