浮世絵の本から
■国芳
鈴木重三=編著
平凡社刊
定価:本体43,689円
B4判/夫婦箱入り 284頁 1992.7
ISBN4-582-66210-2 C0071 NDC分類番号721
浮世絵師・国芳の多彩な画業をはじめて網羅した、最大最高の決定版浮世絵集。斯界の篤学、鈴木重三が責任をもって編集・解説。オールカラーで463図を紹介する美装豪華本。
浮世絵や東洋陶磁など、時価百億円以上のコレクションを山口県に寄贈した世界的美術コレクターが、コレクションの来歴と美術界での交遊について語った、魅力的エッセイ集。著者は、前・日本浮世絵商協同組合理事長で日本浮世絵協会常任理事。
気鋭の近世文学者が、浮世絵、版本挿絵、屏風絵、仏教版画など、江戸期の画文を中心に、複雑微妙にからみあう絵と文の「文芸」を読解、見立の本質にも迫る画期的な仕事。
浮世絵を、江戸時代と同じ紙、板木、絵の具で、はじめて現代に復活させた木版師が、ジャズマンから転じて今日にいたるまでの道程を、具体的な技術もふくめて興味深く語る。